名称 | 臼塚石人 |
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読み方 | うすづかせきじん |
概要 | 鎧をまとい、背には矢を収める筒を背負う武人です。臼塚古墳に立っていた石でできた「石人」で、体の部分だけですが高さは1.5mほどもあります。 |
種別 | 県指定 考古資料 |
所在地 | 熊本市 熊本県立美術館 |
指定日 | 昭和48年5月16日 |
所有者 | 熊本県 |
webサイト |
探訪メモ
石人は人を象った石で、山鹿ではチブサン古墳の石人と臼塚古墳の石人が見つかっています。また、装飾古墳である鍋田横穴群の装飾には石人らしきものが描かれています。
臼塚古墳は現在道路脇にある小さな古墳ですが、石人が置かれるくらいですから、もしかしたらもっと大きな古墳だったのかもしれません。
石人のレプリカが鍋田の山が市立博物館の玄関のところに置かれていますので、ぜひご覧ください。サイクリングセンターの公衆電話ボックスの上やチブサン古墳から下ったところの橋の欄干にも石人があります。
《#学芸員のイッピン!》 装飾古墳室にたたずむ《山鹿市・臼塚古墳の石人》。今から1400年以上前に作られ、頭部を失っていますが高さが1.5mもある全国的にも最大級の石像です。体には古代の甲(よろい)と矢筒を着けています。誰がどんな目的で作ったのでしょうか#おうちで美術館 pic.twitter.com/uvollXHFcR
— 熊本県立美術館 (@kumamoto_kenbi) May 6, 2021
関連文化財
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