津袋古墳群

津袋古墳群
古墳時代前期から中期の古墳群です。茶臼塚、小町塚、大塚、頂塚、平原塚、五社宮、朱塚の7つの古墳で構成されています。朱塚古墳には朱が残っています。

津袋古墳群 探訪記

津袋古墳群の場所は熊本県山鹿市鹿本町津袋地区にある6つの古墳と菊鹿町にあるひとつの古墳で構成される古墳群です。

7つの古墳は日岡山の麓に位置していて、周辺には装飾古墳の御陵塚古墳や湯ノ口横穴群のほか、菊池市の瀬戸口横穴古墳群から菊鹿町の龍口横穴群まで点在する横穴墓など、多くの古墳がある地域です。岩原古墳群と同様の古墳密集地域と言えるのではないでしょうか。

探訪記では、7つの古墳を1つづつ巡った記録を書いています。

大塚古墳
大塚古墳

4世紀末から5世紀初頭に造られた円墳で、直径32m高さ5m。周溝の外側から見つかった3基の石棺が屋外展示されています。

大塚古墳 探訪記
頂塚古墳
頂塚古墳

直径約30mの円墳です。滑石製勾玉やガラス小玉・刀子などが出土しています。

頂塚古墳 探訪記
茶臼塚古墳
茶臼塚古墳

1辺が20mの方墳で以前に墳丘の上に一本の松があったため、この地は一本松公園と呼ばれています。春には桜、4月下旬からはツツジを楽しめたりと市民の憩いの場となっています

茶臼塚古墳 探訪記
小町塚古墳
小町塚古墳

直径約16m、高さ3mの円墳で舟形石棺もつ古墳です。茶臼塚古墳の東側100mほどの場所に有ります。

小町塚古墳 探訪記
五社宮塚古墳
五社宮塚古墳

墳丘は殆ど残っていませんが円墳とみられています。五社宮(神社)の境内にあり、石棺の一部とみられるものが遺っています。

五社宮塚古墳 探訪記
平原塚古墳
平原塚古墳

墳丘は残っていませんが、舟形石棺棺身が屋外展示されています。石棺には、両小口側に2つずつの縄掛突起が見られます。

平原塚古墳 探訪記
朱塚古墳
朱塚古墳

朱塚古墳は内部は朱が塗ってあり、積み上げられた薄い石板に朱が残っている様子を見ることができます。

津袋古墳群は度々訪れていますがその様子に変化はありません。しかし、朱塚古墳だけはとくに開口部からの劣化が進んでいるように思われます。内部の朱などが失われないことを望みます。

朱塚古墳 探訪記

津袋古墳群の今昔地図

現在の津袋古墳群(国土地理院地図を加工して作成)
1978年頃の津袋古墳群(国土地理院地図を加工して作成)
1978年頃現在
津袋古墳群 昔(1978年頃)と今の比較

これは1978年頃に撮影された国土地理院の空中写真(航空写真)と現在の比較です。

70年代のこのあたりは、現在のようにあらゆるものが整備されていない時代ですので、各古墳の墳丘に木々が茂っていたり田畑の中にあったり、それが古墳とは解らないような状態だったのかもしれません。

そんな中でも朱塚古墳のように田んぼにあった古墳を残してくれたのはとても有り難いことだと思います。

津袋古墳群の概要

名称: 津袋古墳群
種別: 県指定 史跡 | 古墳群
所在地: 山鹿市 鹿本町津袋ほか
所有: 国・市ほか
指定日: 昭和51年8月24日
参考サイト:

津袋古墳群への行き方

所在地
山鹿市 鹿本町津袋ほか (GoogleMap)

行き方

駐車場
一本松公園駐車場ほか




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