御宇田五山跡
平安から室町時代、御宇田を治めていた御宇田氏が創建した臨済宗の寺院跡です。大光寺、安養寺、中正寺、実西寺、西光寺からなります。
2026年5月4日、本や見聞きした情報から5ヶ所の位置が分かりましたので行ってきました。
御宇田五山跡 探訪記
御宇田五山とは?
御宇田五山跡とは鹿本町御宇田地区にあった5つの寺院です。平安時代から室町時代の頃にこの地を治めた御宇田氏が創建したお寺で、庶民の信仰の対象になったそうです。御宇田五山のうち2箇所は旧山鹿郡三十三観音の巡礼地となっています。
現在はいずれも小さなお堂しか残っていませんが、創られた当時は文化の拠点として栄えたのだと思います。

こちは西光院跡です。標柱に書かれた説明によると、御宇田五山で最も遅くまで栄えたお寺で、お堂の西側・北側にかけて広大な境内があったそうです。

中正寺跡は旧山鹿郡三十三観音の二十五番札書です。御宇田墓所のすぐ近くに有ります。

かつて、実西寺の境内には重盛の供養塔があり、供養塔は近くの民家のお庭に現在も残っています。今は本当に小さなお堂しかありませんが、創建の頃は大きなお寺だったことが分かります。重盛の供養塔は、山鹿市の指定文化財になっています。
実西寺は、中正寺跡と同じく旧山鹿郡三十三観音のひとつで二十四番札所になります。


大光寺跡については、お堂をどうしても見つけることができません。『山鹿市の指定文化財p111(pdf)』には写真が有りますので、そちらでみられてください
現地と思われる場所には、小さな石塔が多数ありました。「もう無くなったかもしれない」と話される方もあり、詳しいところが知りたいです。
御宇田五山跡の概要
名称: 御宇田五山跡
種別: 市指定 史跡 | 寺院跡
所在地: 山鹿市 鹿本町御宇田
所有: 御宇田区
指定日: 昭和55年10月1日
参考サイト: 『山鹿市の指定文化財』(pdf)