柿原出土尖頭器

1万5千年前、旧石器時代後期の石でつくられた槍先で、長さは25.5cmです。昭和40(1965)年、山鹿市鹿北町岩野字柿原(かきばる)のみかん畑より出土しました。

サヌカイト製の石器

出土した尖頭器(槍の先に付ける尖った刃物状のもの)はサヌカイトという鉱物で造られていたそうです。サヌカイトは黒曜石よりケイ素分は少ないものの、黒曜石と同様に割れ口はとても鋭くなるので、石器として使われていたようです。

ただ、サヌカイトは火山岩の1つであり産出するところは限られています。鹿北で出土したものはどこから来たのか不明ですが、産出場所として九州では佐賀県の「鬼ノ鼻山」があり、当時の流通は現代人が思うより広いと言われていますので、奈良県や香川県のものだったのかもしれません。

出土した場所


出土した場所は詳しくは判りませんが、鹿北町岩野字柿原付近の地図を示します。このあたりのミカン畑で見つかったそうです。

柿原出土尖頭器の概要

名称: 柿原出土尖頭器
種別: 市指定 考古資料 | 出土品(石器)
所在地: 山鹿市 鍋田(博物館)
所有: 鹿本高校
指定日: 昭和49年11月17日
参考サイト: 『山鹿市の指定文化財』(pdf)




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