
吉祥寺観音堂は、菊池市史(昭和時代)に書かれた、菊池三十三観音の20番札所です。
菊池市七城町瀬戸口にあります。
瀬戸口地域は横穴古墳群が有り、また、昔は川沿いに船着き場があったりと、古来より多くの人々が暮らした場所だと考えられます。
吉祥寺観音堂 のあらまし
名称
吉祥寺観音堂
きちじょうじかんのんどう
御本尊
十一面観音菩薩
札所
菊池三十三観音 -(菊池郡誌)
菊池三十三観音 20番札所(菊池市史)
御詠歌
我が願い 叶う時節を 松風の
音に心の 勇む瀬戸口
わがねがい かなうじせつを まつかぜの
おとにこころの いさむせとぐち
吉祥寺観音堂の地図と行き方
行き方
国道325号線と県道37号線の交差点を菊鹿町方面へ、約600mの三叉路を右斜に入った七城町瀬戸口の住宅地内にあります。道幅が狭いのでご注意ください。
駐車場
駐車場はありません。通行の妨げにならないようにお願いいたします。
吉祥寺観音堂の写真

竹林を背に建っていて、境内には灯籠や御手水があります。お堂の右の柱には、ここに巡礼された方の御札が貼り付けてありました。

お寺名が書いてあったと思われる板にはもう何も見えません。屋根の飾りなど丁寧に作られています。

水を汲んできて使う形の御手水です。

場所は住宅と住宅の間の奥で、このような細い道を通って行きます。数段ですが石段もあり、高台にして観音堂を建てられたのかもしれません。
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