
円通寺は菊池三十三観音 9番札所です。山号は大宝山で、大宝山 円通寺です。
1071年、菊池氏初代、菊池則隆が創建したと伝えられる古刹で、入り口の石門は県指定文化財になっています。
観音堂を取り囲む石壁や周辺には岩本八十八観音があります。現在は危険で回ることは難しいですが、遠景でもその様子が伺えます。
9番札所 円通寺のあらまし
名称
大宝山 円通寺
えんつうじ
御本尊
聖観音菩薩
札所
菊池郡誌(大正7年)
菊池三十三観音 9番札所
菊池市史(昭和)
旧菊池三十三観音 6番札所
御詠歌
さまざまの姿に身をば示視して
円かにかよう誓ひたのもし
さまざまの すがたにみをば あらわして
まどかにかよう ちかいたのもし
次の札所
10番札所 伊萩観音堂
円通寺への行き方
住所
菊池市旭志岩本(GoogleMap)
行き方
菊池市内から菊池赤水線を旭志の方へ。県道329号線沿いにあります。
駐車場
道路を挟んだ場所に小さいですが駐車場があります。
円通寺の写真

県の指定文化財の石門です。

広々とした敷地に石壁を背景として建てられています。平成5年に水害で倒壊しましたが、翌年には再建されました。

四国八十八ヶ所を巡られた方々が、この地に八十八の観音巡礼を作られました。円通寺の境内は十六羅漢など貴重な仏像があります。

敷地内には馬頭観音菩薩のお堂があります。
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